棒コンディショニングメソッド®に向けての推薦のお言葉
日本女子体育大学 スポーツ健康学科 教授
公益社団法人日本フィットネス協会理事
NPO法人健康支援エクササイズ協会 理事
沢井史穂
超高齢社会に突入した日本では健康不安を募らせる人が増えている。
民間でも、自治体の施設でも、介護予防や転倒予防を目指した運動教室が次々と開催されている。自立自助能力を有する元気なお年寄りの数を増やす取り組みが必要なのだ。
最も普及している健康スポーツといえばウォーキングであろう。いつでもどこでも誰でも簡単に行うことができる。
しかしながら、米国国立老化研究所と東京都老人研究所が指摘しているように、散歩やウォーキングだけでは老化を防ぐのに十分ではない。
低強度の有酸素運動に加えて、筋力強化運動、柔軟性運動、バランス運動を取り入れる必要がある。これらにより、日常生活に必要な総合的な運動能力を保持することができ、転倒予防、健康寿命の延長が期待できるのだ。
藤原氏によって考案された棒びくす®は、たった一本の棒を利用して、有酸素運動、筋力強化運動、バランス運動、柔軟性運動、さらにリラクセーションをも行うことができ、対象者の能力に応じて運動強度や難易度を調節する方法も考えられている画期的なエクササイズである。
棒びくす®で多用途に使われる棒は、場所をとらず、軽量、安価で、持ち運びができ、使い勝手が良い。棒も使用法がわからなければただの杖にしか使えないが、テキストができたことで、棒を生かした様々な運動を、安全かつ、効果的に実施する術を学習することができるであろう。
棒びくす®のクラスに週一回、約 4 カ月参加した人達の体力測定を実施したところ、 肩関節や足関節の可動域が明らかに向上するなどの効果が確認されている。
テキスト完成により、より多くの棒びくす®指導者や実践者が誕生し、この運動プログラムの楽しさと効果を実感してもらえることを期待している。
そして、転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先に杖<棒>を使ったエクササイズを行うことで、杖を必要としない元気高齢者が増えることを願っている。
棒コンディショニングメソッドⓇのコンセプト
2002年に藤原葉子が棒びくす®という名称で棒コンディショニングメソッドⓇプログラムの基礎を考案しました。
このメソッドの内容は、エビデンスも取れております。
常に内容はアップデートされ、構築されたメソッドになっております。
棒コンディショニングメソッドⓇの特徴
上肢・下肢トレーニング ・ ストレッチ・ 体幹トレーニング・筋膜リリース・認知症予防
棒コンディショニングメソッドⓇの運動効果のエビデンス
棒コンディショニングメソッドⓇのあゆみ
安全
簡単
楽しい
棒を使い日常生活がより快適になる為の各関節機能を改善するための3Sプログラムです。
- 腰、膝、足に不安があっても、棒という支えがあるため、体重の負担を軽減し、筋力をサポートし
『安定stability』・『安心 security』・『安全safety』行えます。 - 肩関節・足関節・股関節・腰痛など関節機能改善に効果的なプログラムです。
- 子供から中高齢者の方まで『楽しく』トレーニングできます。
棒コンディショニングメソッドⓇで使用している棒は、伊勢神宮の柱にも使用されている国産東濃ひのきを使用。
上からの圧力に強く、象が乗っても折れないと言われる程耐久性に優れています。
軽量のため、肩に負担がありません。
木の棒は、鉄の棒と違い血圧が上がりにくいというデータがあります。
介護施設の手すりが木の素材であるように、棒を握りしめても血圧の上昇を押さえ安心です。
棒というツールがあることで、動きが明確に分かりやすく、姿勢の指標にもなり、簡単に姿勢のチェックまた、筋膜リリースもでき、しなやかな筋肉・スムーズな関節の動き・姿勢改善が行えます。
大丈夫です!! 棒という支えがあることで簡単にフォームを取りやすく、ストレッチやトレーニングを行いやすくなっています。木の素材なので、肩回り・首周り・腰回りのリリースが気持ちよく・伸縮性が無いため肩関節の改善トレーニングもできます。
非常に優れている運動です。
内側から整ったきれいな身体になれます!! 動的・静的バランス運動・ストレッチ・肩関節のトレーニング・足底・足指・下肢トレーニング・筋膜リリース・つぼ・認知予防・瞬発力・レクレーション・押す・摩る・飛ばす・置く・引っ張る・挟む・転がすと非常に多様性があります。
飽きることなく、気持ち良く、身体が楽しく,心地よくなれる3Sプログラムです